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健康志向の高まりなどを背景にしたたばこ需要低迷で葉タバコの生産農家が減少する中、徳島県内でも廃作がさらに進み、現在より約四割減って百五十八戸となる。日本たばこ産業(JT)が昨夏から実施している廃作募集に、対象となっている高齢・小規模生産者の約五割が応じることになったためで、全体の七割を占める美馬、三好両郡は半分に減少。

生産者の高齢化や急傾斜地での重労働が生産農家激減に拍車をかけている。

JTによると、全国では約三千三百戸が廃作に応じ、耕作面積は約二千二百ヘクタール減の約一万九千四百ヘクタールとなる見込み。JT中四国原料本部(高松市)は「需要の減少など葉タバコを取り巻く厳しい背景を理解の上、協力をお願いしている」としている。




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